横浜市泉区にある整形外科と脳神経内科の病院

診療時間
外来担当医表
アクセス
YouTube
Instagram
X
(旧Twitter)
採用情報

令和5年戸塚共立いずみ野病院 指標

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10(※1)別患者数
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質 指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

1.年齢階級別退院患者数

年齢区分0~10~20~30~40~50~60~70~80~90~
患者数14425712823295

当院は整形外科、脳神経内科を中心とした救急告示病院です。超高齢化社会に伴い、特に60歳以上の患者様の占める割合が80%を超えております。
※10症例未満は「-」で表示しております。

2.診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

整形外科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢
160800xx01xxxx股関節・大腿近位の骨折123名30.71日25.50日10.57%84.85歳
160690xx99xxxx胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む) 79名27.52日19.34日8.86%81.91歳
160760xx97xx0x前腕の骨折 40名5.75日4.76日0.00%70.65歳
160720xx01xxxx肩関節周辺の骨折・脱臼27名13.26日14.0
0日
3.70%77.52歳
070230xx01xxxx膝関節症(変形性を含む。)20名43.65日21.96日0.00%75.30歳

平均年齢を見ると高齢の方の入院が非常に多く、高齢者の4大骨折である股関節・大腿近位の骨折、胸椎や腰椎の骨折、前腕の骨折、肩関節周囲の骨折・脱臼が多くを占めています。股関節・大腿近位の骨折、前腕の骨折、肩関節周囲の骨折・脱臼に関しては手術適応がほとんどです。高齢者で大腿骨を骨折され手術した場合や胸椎や腰椎の骨折された場合は、トイレなどの日常生活獲得まで時間がかかるので、在院日数が比較的長くなる傾向があります。できる限り自宅生活が送れるように回復期リハビリテーション病棟にて長期にリハビリテーションを実施する場合があります。
また、当院の整形外科では一般外傷だけでなく人工膝関節置換術や人工股関節置換術を必要とする症例の受け入れを行っており、術後は満足した日常生活レベルに回復するまで入院リハビリテーションを行ってもらっております。よって、在院日数が長くなっております。

脳神経内科
DPCコードDPC名称患者数平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率平均年齢
010160xx99x00xパーキンソン病11名16.18日18.24日9.09%70.18歳
010060×0990201脳梗塞(脳卒中発症4日目以降又は無症候性、かつ、JCS10未満)
010060×2990201脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)
010060×2990400脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)
010060×2990401脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満)

脳神経内科は、脳・脊髄・末梢神経・筋肉の病気の診断、内科的治療を実施し、パーキンソン病などの神経変性疾患や脳梗塞などの脳血管障害を診療しております。パーキンソン病は主にリハビリテーションや内服薬にて治療を行い、脳梗塞の方に対しては抗血栓薬や脳保護薬を用いて治療を実施しております。
※10症例未満は「-」で表示しております。
JCSとは意識障害の程度を0~300の数値に表わしたもので、数値が大きいほど意識障害の程度が悪い状態を示します。

3.初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発再発病期分類基準(※)版数
Stage IStage IIStage IIIStage IV不明
胃癌1
大腸癌2
乳癌1
肺癌1
肝癌2
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約


癌患者様で治療が必要なケースは専門医療機関への紹介を行い、患者様に最善な医療が提供できるように心がけております。
※10症例未満は「-」で表示しております。

4.成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数平均在院日数平均年齢
軽症
中等症
重症
超重症
不明

肺炎患者様で高度な治療が必要なケースは専門医療機関への紹介を行い、患者様に最善な医療が提供できるように心がけております。
※10症例未満は「-」で表示しております。

5.脳梗塞のICD10(※1)別患者数

発症日から患者数平均在院日数平均年齢転院率
3日以内25名23.24日77.12歳2.86%
その他10名39.60日80.10歳0.00%

当院では、2022年4月より脳神経内科の診察を開始し、脳梗塞は脳神経内科で受け入れを行っております。脳梗塞は、脳の血管が閉塞したり、狭窄したりすることにより引き起こされます。当院では、初期の患者様に点滴治療や早期リハビリテーションを行っております。また、可能な限り自宅生活が送れるように、回復期リハビリテーション病棟にてリハビリテーションを実施しております。

6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

整形外科
Kコード名称患者数平均
術前日数
平均
術後日数
転院率平均年齢患者用パス
K0461骨折観血的手術(大腿)81名3.57日18.07日3.70%84.86歳
K0811人工骨頭挿入術(股)71名3.35日27.20日15.49%82.34歳
K0462骨折観血的手術(前腕)48名2.00日10.63日0.00%70.6歳
K0821人工関節置換術(膝)31名1.35日39.58日0.00%74.68歳
K0463骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕)30名1.00日1.50日0.00%61.8歳

高齢患者様の骨折観血的手術(大腿)、人工骨頭挿入術(股)、骨折観血的手術(前腕)が多く、緊急入院が多いため、入院してからの術前検査や手術準備などで術前日数は2〜3日となっております。術後は回復期リハビリテーション病棟への転棟や地域包括ケア病床へ転床しリハビリ中心の加療を行い、自宅や施設へ退院されます。高齢者で大腿、股関節の骨折患者様は時として骨折や手術の影響で全身状態が悪化することがあり、その場合、専門治療のために転院するケースがあります。人工関節置換術(膝)、骨内異物(挿入術を含む)除去術(前腕)は基本予定入院であり、入院翌日には手術を施行しております。

7.その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC傷病名入院契機症例数発生率
130100播種性血管内凝固症候群(DIC)同一
異なる
180010敗血症同一
異なる
180035その他の真菌感染症同一
異なる
180040手術・処置等の合併症同一
異なる

※10症例未満は「-」で表示しております。
重症患者様につきましては、高次医療機関と連携を取り、患者様が速やかに適切な医療を行えるようにしております。

医療の質 指標

1.リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
187名184名98.4%
肺血栓塞栓症を引き起こすリスクの高い患者様に対する予防対策の実施割合を示しています。肺血栓塞栓症は突然死を引き起こす可能性のある重篤な術後合併症です。リスクレベルに応じて弾性ストッキングの着用や間欠的空気圧迫法、薬物療法など適切な予防策が必要となります。
当院では、肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した入院患者様に対し、98.40%と高い割合で予防対策を実施しております。

2.血液培養2セット実施率

血液培養オーダー日数(分母)血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数
血液培養2セット実施率
細菌感染症にかかった患者様に対し、血液培養検査をすることで原因菌を特定し投与薬の選定を行います。血液培養は1セットのみの場合の偽陽性による過剰治療を防ぐため、2セットで行うことが推奨されています。当院でも、必要な患者様には血液培養検査を2セットで実施しております。

※10症例未満は「-」で表示しております。

3.広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された患者数(分子)広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
感染症疾患においては原因となる細菌を特定し、より効果的な抗菌薬を投与することが求められておりますが、細菌培養同定検査は一定の時間がかかる為、医師が最初に投与するのが広域スペクトル抗菌薬です。原因菌と最も効果的な抗菌薬が分かり次第、投与薬の変更を考慮します。

※10症例未満は「-」で表示しております。

更新履歴

2024年9月30日 令和5年度 病院指標を公開しました。

PAGE TOP