脳神経外科の診療について
脳神経外科を受診しようと考えるのはどんなときでしょうか?
頭を打ってしまい記憶がとんだ、経験したことのない頭痛がして嘔吐した、半身に力が入らず言葉がもつれる。それぞれ脳震盪、くも膜下出血、脳梗塞や脳出血を疑う症状であり、まずは救急外来を受診すべき頭の怪我や病気です。
さらに、手や足がしびれている、歯を磨いたりものを食べると顔の片側に痛みが走る、歩くのが遅くなり転びやすくなった。これらは順に脊髄・末梢神経疾患、三叉神経痛、正常圧水頭症を考えるエピソードです。そのほかに脳腫瘍がありますがその症状は多彩であり割愛します。
しびれ外来について
脳神経外科では上に挙げたすべての疾患の診療が可能ですが、とりわけ「しびれ」に特化した専門外来(しびれ外来)も行います。脳と脊髄からなる中枢神経だけでなく末梢神経まで幅広く診ることのできる専門医として手足のしびれや痛みに悩む患者さんのお役に立てれば幸いです。
整形外科や脳神経内科、接骨院などの診察や検査、施術を受けたにも関わらず、原因不明や改善しなかったなどの「しびれ」でお困りの方は、ぜひ受診をお考えください。
外来日
第1・3・5週 木曜日
※予約制ではございません。紹介状がなくてもご受診いただけます。
医師紹介
小佐野 靖己
経歴 | 1992年 弘前大学医学部 卒業 1992年 横浜市立大学医学部附属病院 初期研修医 1994年 横浜市立大学附属病院 脳神経外科学教室に入局 2006年 茅ヶ崎徳洲会総合病院 医長 2012年 湘南藤沢徳洲会病院 部長(現職) |
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資格等 | 日本脳神経外科学会専門医(指導医) 日本脊髄外科学会認定医 脊椎脊髄外科認定医 日本脳卒中学会専門医 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 厚生労働省認定緩和ケア講習会終了 |