横浜市泉区にある整形外科と脳神経内科の病院

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ロボット支援手術

―股関節や膝の痛みに、より安全・高精度で負担が少ない手術を―

当院では2025年6月、横浜市泉区で初めて、ロボティックアーム手術支援システム「Mako(メイコー)」を導入した人工関節センターを開設しました。
「Mako」は、患者さん一人ひとりに合わせた人工股関節・膝関節置換術(TKA・THA)を支援する最新の医療用ロボットです。
CT画像をもとに術前プランを立て、ロボットアームが医師の手術操作をリアルタイムでサポートします。
股関節や膝の痛みに悩んできた方々へ、より身体への負担が少なく、安全性と再現性の高い人工関節手術を提供するため、ロボット支援手術「Mako」を導入しました。

ロボット手術の特長とメリット・CT画像をもとに、一人ひとりの骨格に合わせた治療計画を作成。
・ミリ単位の正確な骨切りにより、人工関節のズレを防止。
・計画外の動きを自動で制御し、神経や血管へのダメージを抑制。
・必要な部分のみを削ることで、痛みの軽減や早期回復を期待。

対象疾患

膝関節の痛み

ロボット支援手術「Mako(メイコー)」とは

当センターでは、人工関節手術に日本で初めて承認された整形外科用ロボット支援システム「Mako(メイコー)」を導入しています。手術前にCT画像をもとに関節の状態を三次元データ(3D)で再現し、患者さん一人ひとりに合わせた治療計画を立てます。手術中は医師がロボティックアームを操作し、その計画通りに骨を削ったり、人工関節を正確に設置することができます。治療計画外の動作を検知すると、ロボットが自動的に動きを停止するため、血管や神経へのダメージを最小限に抑え、安全性の高い手術が可能となります。

「Mako(メイコー)」を使ったロボット手術の流れ

Makoを使用した人工関節手術の流れを動画でご紹介しています。

人工股関節全置換術
人工膝関節全置換術

当院の人工関節センターについて

戸塚共立いずみ野病院では、整形外科専門医・麻酔科医・看護師・リハビリスタッフが連携し、術前から術後まで安心して治療を受けていただけるチーム医療体制を整えています。また、術後リハビリも院内で継続的に行い、患者様の早期社会復帰をサポートします。

担当医紹介

柁原 俊久(カジワラ トシヒサ)

専 門   股関節外科、膝関節外科、外傷外科
医師資格  日本整形外科学会 専門医
        日本人工関節学会 認定医
役職・活動 昭和医科大学整形外科 兼任講師
        日本股関節学会 評議員
        日本人工関節学会 評議員
        日仏整形外科学会 幹事 
        外科系学会社会保険委員会連合 委員

患者様へメッセージ

股関節、膝関節の痛みを抱える皆様へ。長く人工関節に携わってきた専門家としてその重要性を詳しくわかりやすい言葉で説明します。すでに手術を決心した方、まだ迷っている方、なるべく手術を受けたくないとお考えの方も、どうぞお越しください。みんなで力を合わせて、痛みなく歩ける生活を取り戻しましょう!

このような症状でお悩みの方はご相談ください

  • 歩くと股関節や膝が痛い
  • 朝、関節がこわばる
  • 正座やしゃがむ動作がつらい
  • 関節の腫れや熱感がある
  • 注射や薬では痛みが取れなくなってきた
  • 変形性股関節症/膝関節症と診断された

上記のような症状がある方は、当院の人工関節手術の専門医にご相談ください。

外来日について

外来日:火曜日午後・木曜日午後
紹介状がなくてもご来院いただけます。

お問い合わせ
戸塚共立いずみ野病院 TEL:045-800-0320(代表)

よくある質問 FAQ

Q1:ロボット支援手術と従来の手術の違いは?

従来の手術は医師の経験と目視に頼る部分が多かったのに対し、Makoでは事前の精密なシミュレーションと、手術中のリアルタイムなナビゲーションにより、人工関節の位置決めが非常に正確になります。これにより、術後の痛みの軽減や回復の早さが期待できます。

Q2:手術は必ずMako「メイコー」を使いますか?

すべての人工関節手術でMakoを使用するわけではありません。患者様の状態や関節の変形の程度によって、最も適した治療法を選択します。医師と相談のうえ、最善の方法をご提案します。

Q3:何歳まで手術を受けられますか?

年齢よりも全身の健康状態が重要です。80代以上の方でも、体力や合併症の有無により手術可能なケースは多数あります。まずは診察・検査を受けてご相談ください。

Q4:入院期間やリハビリはどのくらいですか?

術後の経過によりますが、通常は1〜2週間程度の入院となります。術後翌日からリハビリを開始し、徐々に歩行訓練を進めていきます。退院後も外来でのリハビリフォローを行います。

Q4:費用はどれくらいかかりますか?

健康保険が適用される手術です。高額療養費制度も利用可能ですので、自己負担の上限が設けられています。詳細な費用については、外来または相談窓口でご説明いたします。

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